普通の医療者たちが作るスーパーチームに進化する
院長 二ノ坂 建史(にのさか たけし)
Ninosaka Takeshi
2013年から非常勤として勤務し始め、2017年5月から常勤、同時に副院長となり、2021年10月1日付けで院長に就任しました。
子ども時代から両親を見て、医師になり、非常勤医の1人として当院を見て、そして副院長になってからは当院の全体像を見てきました。父である初代院長が築いたものの大きさ(加えて内助の功としての母の偉大さ)は、改めて言及するまでもありません。これからも、当院の在り方として目指すものは同じです。“地域のかかりつけ医”として、外来から在宅まで一貫した診療で、皆さんの支えになれるクリニックで在り続けたいと思います。また、地域医療のモデルとしての自覚も持ち、社会への発信も続けていきます。
二代目の宿命でしょうか、当初より「父を超えることを目指して云々」という旨の叱咤を頂くこともありましたが、そのような考えは私の中にはありませんでした。私が個人としてどうということではなく、このクリニックがこれからも永く(私の後の時代も含め)社会における存在価値を保ち続けることこそが、私の果たすべき使命だと認識しています。
不安定な吊り橋を渡り続けることは、誰にでも容易に出来る事ではありません。でも、そこに石橋があれば、誰でも、多くの人が無理なく渡り続けることができます。私の役目は、父が到達した目的地に、誰でも渡れる丈夫な石橋を架けることです。
これからのにのさかクリニックは、「1人のスーパードクターを中心としたチーム」から「普通の医療者たちが作るスーパーチーム」に進化し、時代と共に変わりゆくものに順応しつつ、変わってはいけないものを守りながら、地域の皆さんのために精進してまいります。末永く宜しくお願い致します。
院長 二ノ坂 建史